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「…き、ろー」
「…ぉきろーー」
「おきろーーーー!」
「ぅわっ、」
頭上から降ってくる大きな声で
あたしは目を覚ました。
熟睡してたー…、
目をこすりながら顔をあげると
そこには、仁王立ちしている
親友の桃ちゃんがいた。
「桃ちゃん、おはよぉー」
「おはよぅじゃないからっ、
はい、帰るよ‼」
「え?授業はー?」
「とっくの昔に終わっとるわー。
もう放課後だからね‼」
桃ちゃんは、そういいながら
あたしに鞄を持たせた。
「もう帰るの?」
「当たり前。」
「じゃぁ、帰るかー!」
立ち上がったあたしは、
マフラーを首に巻いて、
桃ちゃんと一緒に教室を出た。
…
「あっ、プロフ!
渡すの忘れてたー!」
学校を出たところで、
思い出す。
「明日でいいんじゃない?」
「そーだねー」
まぁいいや、
そうつぶやいてあたしはマフラーに
顔をうずめた。
