………
同じマネージャーだった
桃ちゃんに励まされて、試合後の
男子更衣室に入る。
「……かける?」
バスケ部の部員に頼んで
かけるを、一人にしてもらったから
更衣室に入るとかけるが
椅子に座って涼んでいた。
「あ、美雨。」
「え、と。試合お疲れ様。
準優勝、…おめでと。」
「優勝できなかった…、」
「…けど、今日のかけるは
最高にかっこよかった…よ。」
だんだんと、自分のかおが
赤く染まって行くのがわかる。
きっと、あたしの今のかおは
ゆでダコみたいだ…。
そう思いながら
心臓に手を当てると、今にも
心臓が飛びてるんじゃないかって
思うくらい、早かった。
落ちつけ、落ち着けあたし!
自分自身に、そう言い聞かせる。
そしてあたしはゆっくりと
口を開いた。
