見慣れない顔だった。
記憶にないだけ・・・とは思いにくかった。
そいつは、身長も高く、顔だちもはっきりしていて、まさに『イケメン』だった。
そんなイケメンを、覚えていないはずがない。
ましてや、このあたしが。
学校であった事がないからかもしれないけれど、こういうイケメンは女子がキャーキャー言うはずだから、それも考えにくい。
じゃあ、こいつ誰だ。
『1階です』
モヤモヤしながら、エレベーターの機械音であたしたちはエレベーターを出た。
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