『うう。 お父さん、お兄ちゃん・・』
泣いてる。
誰・・・?
『一人にしないでよ・・・』
あ、コレ・・・昔のあたし・・・
『一人にしないで・・・ うゎあぁああ』
泣かないでよ。
なんで、そんなに泣くのよ。
あたしは、自分に手を伸ばす。
でも、届かない。
なんで・・・、
必死に手を伸ばす。
自分に触れられないまま、目の前がだんだん暗くなってくる。
自分が、どんどん見えなくなって。
そのまま目の前が真っ暗になった。
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