「違うわよ。今日は、ケーキを焼いていたら遅くなっちゃったの」 <だから甘い匂いがしているのか> シエルは鼻をクンクンさせながら目を細めた 「あなたにもあるのよ。好きでしょ?」 <あぁ。楽しみだ> いつものように雑談をしながら異界の入り口まで歩いて行く <そう言えば・・・> 「なぁに?」 <今日は珍しくエンシェント・ドラゴンを見たぞ> シエルが、ふと思い出した事を話し始めた 「エンシェント・ドラゴンって・・・」