俺様なキミに100%♡




怖い。佐々岡くんが怖いよ………。



普通に人を殴るなんて

信じらんない──………。




「ふぅえぇぇん…」




佐々岡くん─……………。






まるで、さっきまでのことがまぼろしみたい。





佐々岡くん優しい人って思っていた。





でも怖いんだ─…………。






「ヒック…はぁー」



泣きはらした顔は、ブサイクが増していた。




佐々岡くんに悪いことしちゃった。

 
逃げるなんて最低なこと。





「はぁー。帰ろ─…………」



ケータイを出すために鞄をあさっていると



『チリンッ♪』



ん?


なんの音?



あたしは、もっと鞄をあさった。



『チャリンッ。チリッ。チリンッ♪』


鈴………?




あさってあさって見つけたものは、



「え─…………?」





それは、



『チリンッ♪』


鈴がついたくまちゃんストラップだった。