そのあとは、いろいろ回って
佐々岡くんと楽しんだ。
危険なことは沢山あったけどね( ̄∇ ̄)
「はぁー!楽しかったっ!」
「だろ?」
「うんっ」
本当に楽しかった!
佐々岡くんは、いっぱいしゃべれるから
なんか、気をつかわずにいれるんだよね。
「なんか飲みもん買ってくる。
待ってろ」
「うん。ありがとー!」
普通に優しいんだよね。
佐々岡くん─…………。
あたしは、一人で顔緩めていると
「ねぇ。一人?」
「へ………?」
横を向くと、知らない男の人たちが
ぞろぞろときた。
「暇なんでしょー?遊ぼーぜ♡」
は、はい?!?!
「あの……あたし…」
「いいから♪まじこの子可愛い」
「それなー。やべー」
「人形みてぇ!」
えぇえぇぇ?!?!
男の人たちは、あたしの腕を引っ張る。
どうしようっ!ふりほどけないよぅ!
「やめてくださいっ」
やだやだやだ!
怖いっ!
誰か助け──…………バキィィィィ!!!!
……………。
え?
なんの音?

