やっぱり可愛い……。 「ゆーきーっ!!」 にへらぁっとしていた(だろう)僕の顔に、ペチッとビンタ。 「い…いたたたっ!」 そうすると、ムッとした顔で、 「絶対痛くないでしょ!!!」 …と、少し怒る。 そんな、たわいもない事を話ながら、河原に着いた。 「将来、歌手になるのが夢なんだ!」 そう言うと、坂を少し上がった。