「由香。コンビニに行って、お菓子でも買っておいで」 「わかったぁ」 小林さんはお母さんからお金を貰いコンビニに行った。 「・・・さてと、夕食の準備もできたし少し話をしましょう。ちのちゃん」 「あ、・・・はい」 エプロンを外してリビングにあるソファに座ると、小林さんのお母さんが温かいレモンティーを入れてくれた。 「ちのちゃん、一人暮らしって聞いたけど・・・ご両親はどうしているの?」