「ほぇ?」


「~っやっぱなんでもない!!マラソン行ってくる!!!」


「いってらっしゃい・・・」


そう言ってスタート地点へと走っていった海道くん。


そんな海道くんの背中に小さく手を振った。


結局・・・何が言いたかったんだろう・・・?


あまり深く考えずに海道くんから貰った苺ミルクを一口飲んだ。


苺の甘酸っぱさとミルクのまろやかさが口の中に広がった。