「そう言えば、朝比奈って今どこに住んでんだ?」


「由香の家・・・」


「俺の家から近いじゃん!!」


「本当・・・?」


「あぁ!」


海道くんは無邪気に笑って見せた。


ドキンと胸が弾ける。


「これから朝は一緒に行こうな」


「うん・・・」


海道くんは、まだ少し赤い頬を見せて笑った。