パシュッ。 「ナイスシュート!ちの!!」 「うん!!」 2年前― 私が中学3年生のとき、エースとしてバスケ部の皆を引っ張っていた。 「残りの後半戦もこの調子でいこう!!」 「「はい!!!」」 この頃は、バスケが大好きだった。 感情だって、ちゃんと表に出していた。