これは大きな成果であった。

歴史の空白部分が埋まったのである。

アキ、メシの墓、及びメシの日記の発見に関しては、鈴木と山本が記者会見した。

その場に、松木の姿はなかった。

鈴木は優越感に浸った。こういう日に、セックスをすれば普段の何倍も感じる。
鈴木は、山本を誘った。


山本は正直、鈴木を抱くことに辟易としていた。
鈴木のアソコにトイレットペーパーが付いていることがよくあり、萎え萎えだったのである。

しかし、鈴木は今後の発掘・研究に欠かせない人物である。
これを断るわけにはいかないのである。

山本は約束のホテルに行く前に、ドン・キホーテに寄り、大人のおもちゃを買った。
このおもちゃ(バイブレーション)で鈴木を喜ばせようと考えたのである。

山本の息子はもはや鈴木では勃たなくなっていたのだ。