「私はユリア国のロナと申す!! この中にナシャシャソ殿はおられるか!?」
ロナは十万の軍勢より20メートルほど離れたところから大声で叫んだ。


「それがしがナシャシャソだ!!」
兵の中からナシャシャソが一人出てきた。

「おう! ユリア国王マユから貴殿に手紙を持ってきたぞ!!」
そう言うと、ロナは手紙を矢に付けてナシャシャソの方に向かって放った。


そして、ナシャシャソが手紙を手に取ったことを確認して、ロナはルナア島に引き返しました。


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