ロックのベッドで目が覚めた時もビックリしたけど
私、ロックに裸見られちゃったんだ・・・
「・・・恥ずかしい」
・・・チャプン
うぅっ・・・クラクラする~
考え過ぎて茹ってきちゃった
・・・コンコン
「フローラ様?大丈夫ですか・・?」
思っていたよりも長い間入っていたのか心配したアリスが声を掛けてきた
「大丈夫です!今上がりますからっ」
扉を開けるとアリスが体を拭くサラサラした布を持って待っていた
布を受け取って体を拭いた後に、隣の部屋に移動すると晩餐会用のドレスが用意してあった
「綺麗・・・」
壁に掛けられていたのは薄いピンクのドレス。
素材はハリと光沢のあるシフォンで胸元と背中が大きく開いたワンショルダー。
腰には花の形をした黒い宝石をあしらったベルトがついている。
サイドから流れるようなデザインで裾が長い。
「お時間が迫っていますので、急いで御支度致しましょう」
その後、アリスにドレスを着せてもらいお化粧と髪の毛も結ってもらった

