君の瞳に囚われて(加筆・修正しながら更新中)



思わず、俺に掴まってるニコルを肩越しに見れば


「うん。魔力の許容量って言うのかな・・・」


王子に視線を向けたまま答える。


「魔力の許容量?」


「そう・・・兄さんが体内に保有出来る魔力が100だとしたら、俺達は50くらいかな」


「半分かよ?」


あまりの低さに、思わず顔を顰めて聞き返せば


「もしかしたら30とか20くらいかもしれない。
それだけ、兄さんと俺達には力の差があるって事だよ」


それ以上に差をつけた言葉が返ってくる。


「それって、かなりショッキングな数字だな・・・」


「でも、実際、兄さんみたいな魔法の使い方出来る奴なんて見た事ある? 俺は無いよ」


「まぁ・・・ねぇわな」


ニコルの言葉に、考えるまでも無く口から出てくる答え。