君の瞳に囚われて(加筆・修正しながら更新中)

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(side:ヴァイス)


ヴイーヴルの咆哮を合図に王子が飛び立ち、俺のお嬢さんも後に続く。


---それにしても・・・


「なぁ、ニコル。王子の、あの瞳の色って・・・」


「うん、俺も気になってた。兄さんの瞳が金色って事は、魔法を使ってるんだろうけど・・・」


俺とニコルが気掛かりなのは、見た時には既に王子の瞳の色が変わっていた事。

いつからかはわからないが、魔法を使っているらしい王子。

恐らく、姫さんの居場所を突き止める為の魔法なんだろうけど・・・


辿り着くまで使い続けるのだろうか・・・?


「まさか、助け出すまで魔法を使いっ放しってわけじゃねぇよなぁ?」


思わず不安を口にすれば


「その、『まさか』かもね。俺もフローラちゃんの居場所を探してみたけど、周囲は闇魔法で遮断されていて真っ暗闇だったよ。
結局、場所の特定どころか進む方角さえわからなかった。
兄さんが場所を特定出来てるって事に、心底ビックリなんだけど」


ニコルの口からも驚きの言葉が返ってくる。


「でも、そんな事してたら王子は・・・」