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(side:ヴァイス)
「おい、王子っ!」
俺の前方を歩く王子を呼び止めるが、それを完全に無視して、足早に部屋へと向かう王子。
「兄さん・・・さっき言った事、本気なのかな・・」
俺の隣を並んで歩くニコルは、さっき王子が皆の前で発言した事を不安げに口にする。
「まぁ・・・予想できた事だけどな。
王子の考えを聞いて、陛下がどう動くか・・・」
言葉を交わしながら歩いている俺達の先を行く王子は、足を止める事無く自室に消えた。
俺達も後に続くが、王子の部屋の扉は相変わらず結界で固く閉じられていて入る事が出来ない。
「俺、絶対に嫌だからね?」
不満たらたらなニコルを横目で見ながら、俺も不満をぶちまける。
「俺だって、嫌だよ。お前の下で働くなんて・・・」
考えただけで禿げそうだ。
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(side:ヴァイス)
「おい、王子っ!」
俺の前方を歩く王子を呼び止めるが、それを完全に無視して、足早に部屋へと向かう王子。
「兄さん・・・さっき言った事、本気なのかな・・」
俺の隣を並んで歩くニコルは、さっき王子が皆の前で発言した事を不安げに口にする。
「まぁ・・・予想できた事だけどな。
王子の考えを聞いて、陛下がどう動くか・・・」
言葉を交わしながら歩いている俺達の先を行く王子は、足を止める事無く自室に消えた。
俺達も後に続くが、王子の部屋の扉は相変わらず結界で固く閉じられていて入る事が出来ない。
「俺、絶対に嫌だからね?」
不満たらたらなニコルを横目で見ながら、俺も不満をぶちまける。
「俺だって、嫌だよ。お前の下で働くなんて・・・」
考えただけで禿げそうだ。

