「お取り込み中のところごめんなさいっ!!!」
殺される前に土下座して先に謝った。これで許されるとは思えないけれど・・・。
「あ?」
頗る(すこぶる)機嫌の悪い王子様・・・
お願いだからその眼力をなんとかしてくれ。
白目むいて倒れそうなんだけど。
「って、王子?何で今日もそんなに顔が赤いのさ?」
顔色を指摘しただけなのに益々、真っ赤になって
「・・・煩ぇ」
恥ずかしそうに顔を背けた。
その表情に驚きを隠せない俺。
普段、無表情で見慣れている王子の見た事がない顔。
王子にそんな顔をさせる人物はたった一人しかいなくて・・・
「姫さんとなんかあった?」
俺の言葉に動揺したのか、茹でダコ状態。
この王子をこんなに動揺させるなんて・・・姫さん?一体、王子とどんなプレイしてんのよ!?
「・・・・・」
王子の無言は肯定。
もしかして姫さんってすんごいテクニシャン?
俺の脳内で、口にできないような妄想を繰り広げていると・・・
「・・・で、お前の用件は何だ」
やっと口を開いた王子。

