女装してまで手に入れた情報を早速、聞き出そうとしたら・・・
「ちょっと、失礼?」
後ろから話し掛けられた。
誰だよっ!今、忙しいのに!と腹立たしく思いながら振り返れば、そこに立っていたのはキラキラオーラを発していたニコルだった・・・
「(うげっ)・・・ニコル」
「やぁ、ヴァイス!」
俺に挨拶している筈なのに視線は女装しているレイに向いていた。
まさか、レイを見て来たんじゃないだろうな・・・
「どうしたんだ?」
「君が見た事もない美女と話しをしているから、パールに探りを入れて来いって言われてね」
パール嬢に言われた?
「この僕を使うなんてさぁ・・・。まぁ、個人的にも気になるからやって来たんだけど・・この美しいお嬢さんを紹介してくれないかい?」
---コイツになんて紹介するんだ・・・?
レイを見れば顔面蒼白になっていて、まるでこの世の終わりみたいな顔してる・・
どうしようかと考えあぐねていれば・・・
次の瞬間にはレイの顔を覗き込んでいたニコル。

