君の瞳に囚われて(加筆・修正しながら更新中)

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王子の部屋を後にした俺は、真っ直ぐある所に向かう。

西棟を出れば、まだ晩餐会で賑わいを見せているこの城。

また、あの中に入るのは気が引けるけど任務だから仕方が無い・・・


「お久しぶりですね」


ホールに戻ってすぐに声を掛けられた。

声の主に顔を向けたが・・・


---全っ然、覚えが無いんだけど・・・誰デスカ?


「え~っと・・・?」


「・・・私の事がわからないのですか?」


---んー・・・ダメだ・・・頭をフル回転させても全く記憶に無い。


「申し訳御座いません、レディー」


「貴方は、あんなに私の部屋に通っているのに・・・」


---・・・・はて?


俺、いくら記憶力が良くないって言っても抱いた女の顔くらいは覚えてるぞ?

誰かと勘違いしてないか?


「申し訳ありませんが人違いなのでは?」


「ひ、酷いっ!」


酷いって言われても、ほんとに見た事無い人なのよ・・・

どうすりゃいいのさ?


「・・・団長」


「・・は?」