君の瞳に囚われて(加筆・修正しながら更新中)

---
-----
-------
(side:ヴァイス)

王子が席に着いたのを確認してから俺はホール内に不審者が居ないか確かめる為に辺りを見回っていた。

一周回って確認を終えた時にふと姫さんの席を見た俺は固まった。


---席に姫さんがいねぇ


ホールの何処を見ても姿が見つからない。

姫さんの隣の席を見れば護衛に付けていたレイはソフィや女共に囲まれていて姫さんが居なくなった事に全く気が付いていないようだった。


---あんのアホがっっ!!!


姫さんの隣の席に座っていたライラとかいう女の姿も見えねぇ。


---姫さんに何かあったらマジで殺されるぞっ!


取り敢えず王子の様子を伺えば、姫さんの席は見えないから居なくなった事には気が付いていないようだった。

キョロキョロともう一度ホール内を探すが、やはり居ない。


---外に出た・・・?


ホールの入り口に居た騎士に聞いたが、此処から姫さんは出ていないらしい。

ふと中庭に続く窓が少し開いていたのが目に入った。


---あそこか!


走ると目立つから静かに壁際を進んで行く。