苓side

おいゼイア何で・・・

ゼ「なんも感じねぇのかよ!?あいつが怖くねぇのかよ!?」

全然。それよりも懐かしいかな?
なんていうかこう、あったことあるとおもうんだけどな・・

ゼ「忘れとけ。」

ゼイア?なんかお前・・いつもと・・

ゼ「だまって忘れとけ。あいつとやったら俺でも無事にすまねぇ」

・・・・・・・・

私の体はまた一段とスピードを上げる。







芦「ほぅ、つまりお前レベルの奴が恐怖を感じる奴がいたってことか」

羽「えーいいですねー。戦ってみたかったですー。」

芦「いや、ゼイアの野生の勘に間違いはないからやめておいたほうがいいだろう」

羽「まさに野生児」

「おいこらツラかせ羽菜箕。」


今私たちはアジトに帰ってきている。

もちろんあちらの大将は幾人が打ち取り、章は雑魚しかいないと愚痴をこぼしている。

あと紗莉は大けがを負っているその理由は

倉「それに関しては間違いがないものと思われます。」

さっき会った少女にやられたのだという。

芦「だよな、倉見がここまでやられるとは」

倉「すみません。どうぞ罰をお与えください。」

羽「じゃあ僕が」

倉「主からの命令しか受けん」

険悪ムードが漂う。

芦「まぁゼイアが危険と判断した相手だ。仕方ないといえば仕方ないが、だからと言ってミスを許すわけにいかない。」

倉「はい。」

芦「罰則を言い渡す倉見 紗莉。貴様は、けがが全治するまで戦場に出ることを禁じる」

倉「!?・・・・・・・・・・・・・・」

芦「返事を答えろ」

倉「・・・はい」