「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・行くぞ苓」

勝手に行けばいいのに・・今体を動かす権利はゼイアにあるんだから。

別に私をよばなくてもよか・・

「苓!!いくぞ!」

ああもう、わかったよ・・・・。

『作戦実行だ』

苓の顔は楽しんでいるかのように嘲り笑う。

まるで


強者が弱者を狩るかのような美しい漆黒の目に



紅い炎が目に宿る。