【花side】








修哉と仲直りしたあの日から、一週間が経った。





今日は今から、一緒にお昼を食べようと屋上へ向かっている。








私はお弁当を持って、屋上へ向かって走った。






屋上へ続く扉の前に立って、呼吸を整えるとゆっくりと扉を開ける。




扉を開けると太陽の光が目に刺さる。






だけど、少し先には愛しい彼がフェンスに寄りかかって目を瞑っていた。







「修哉っ!」




私は彼の元へ急ぐと彼は目を開けて私を見る。








「やっと来た」





クスッと笑って、両手を広げた。