君の「好き」が欲しいだけ








俺は花を好きになりすぎた。










これ以上、彼女を傷つけたくなかった。






俺と別れたらきっと、花は、幸せになれる。









そんな事ずっと前から、分かってた。




分かってたのに、話せない自分がいた。







でも昨日の事で、やっと決心ついた。




俺が傍に居る事で、花が辛い思いをする。











それくらいなら、俺と別れたほうがいいんだ。





これが、俺なりの花を守る方法だ。