少しの痛みで頭が少し冷えた。 「しゅ、修哉が……いい、よって…」 「………放課後、一緒に?」 「う、ん…!」 私が頷くと桃香は口が開けっ放しになった。 「…は、花ぁ~!良かったじゃんっ!と、ととりあえず、がん、頑張って!!」 桃香まで取り乱してる… でも、無理も無い。 初めてだ…! 修哉と一緒に帰れるなんて。 …ああ、夢かな?コレ。 夢なら覚めなければいいのに。