「しゅ、修哉…ホントにいいの?」



「いいって言ってんだろ、別に嫌ならいいけど」



「い、嫌じゃない、じゃあ、また後でっ…!」






私はそこから走って中庭へ向かう。





「…も、も、桃香ぁぁ~!!」




「わっ、花!どうしたの、何があったの?」





行き成り私は桃香に抱きついたせいで桃香は慌てていた。




でも、駄目だ。


今はそんな事お構い出来ない。










「どっどど、どうしよう!!」



「お、落ち着いて、落ち着いて、花」






慌てふためく私を見て桃香は私の背中を叩く。