君の「好き」が欲しいだけ






「じゃ、私戻るから」



桃香はそういって自分の席へと戻った。





時計を見れば、確かにもう先生が来る時間だった。









私は小さく欠伸をして先生を待った。













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昼休み。



今日も変わりはなく、友達同士で皆お弁当やら学食やらを食べている。








私は今日こそ修哉の所へ行って話をしようと心に決めていた。