「先生、ねー……」
「うん」
「……じゃあ、俺も真優に提案していい?」
「? なに?」
「俺のお嫁さん」
……え。
「俺が仕事中、子供の面倒みて。俺が帰ってきたら3人で遊んで、3人で寝て。朝は真優のいってらっしゃいのチュー」
翔太の言葉に、顔が熱くなる。
「……どう、すか?」
「ぷっ、それ、プロポーズ?」
「うっせ!」
翔太は優しい表情で、静かに聞いた。
「俺と幸せになる気、ない?」
その言葉に、あたしは自然と笑顔で、答えた。
「うん、翔太と幸せになりたい」
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