「タイプ。」


「えぇっ?マジで?」


「あっ!あの隣に来た人!!李華のタイプっぽい!!」


かっこいい人の隣にきた、かっこいい人より少し身長の低めの男の人。

でも、170はあるよね……


あたしなんか、成長ストップ。

160手前でね…。


お陰で、背の高い李華といると「チービ」って冷やかされる。



「たしかに…… どストライク」



ほら。


こうして、あたしと親友の恋が一瞬で始まる。


李華なんて、彼氏いるのも関わらず。

破局寸前で、いい加減別れたいって言ってたし。

いい機会になればいいけど……。


李華の彼氏。

結構年上だよ……。


あたしたちが、16で、相手が23って言ってたから…。

7歳差っ?


あ… 無理無理。


その前に、彼氏できたことないや…。