「そうかなー? でもさ、世界はこんなに広いんだし! ヒロに似合いの人がいたってことだよ!
それが…
「それがハルカだよ」
うわ、珍しくももかと言うこと被った?
「そうならいいけどさぁー。 でも、ヒロがずっとあたしを思っててもあたしが生き返れるわけじゃないし」
「確かにそうだけど……。 ホントに好きだったら、心の片隅でずっと思い続けてくれるでしょ? それがハルカの願いでもあるんでしょ?」
なにこれ…。
マジ話?
完璧俺が出られなくなったよ!
「まぁねー。 できれば、ヒロに彼女なんか出来て欲しくない。 ヒロが告られたらそいつを恨み殺しちゃいそう」
ぶっ。
恨み殺すって……
さすがハルカ。
でも、俺だって。
ハルカが告られたら告ったやつ恨み殺しそーだけど。


