最高な恋をして☆ →一緒にいられる時間←



ハルカを落とさないように、ゆっくり学校に向かう。



チャリ置き場に、自転車置いて。


ハルカを起こす。


「ハルカー、起きろっ」


でも、なかなか起きない。


「ハールーカー」


「んんんっ?」


やっと、目を擦って伸びる。

ホント、一日の睡眠時間が生活のほとんどじゃねーのっ?


「行くぞっ!!」

「ウンっ!!」


生徒玄関から、靴を持って上がる。

靴履いて階段なんて登ったら、一発でバレるし。

紐、ゆるゆるだからっ。

ハルカは、もう上靴が置いてないから・・・

靴下のまま。



授業中で、廊下が静まり返ってる中。

階段をそっと登って、屋上の重いドアを開ける。