最高な恋をして☆ →一緒にいられる時間←




「ハルカ…?」


やけに静かなんですけど?

何してる!

スピードをちょっと落として、後ろを振り返る。

そこには、「スースー」と寝息をたてたハルカ。


ホント、どこでも寝れんのな。

てゆーか。

チャリの上で寝る奴初めて見たぞ。

すっごい不安定だし、怖いだろ。


下手したら、死ぬ…


あ…

そうだ…


ハルカは、もう…

実際には、存在しないんだ。


でも、俺の前にはちゃんと存在してる。

不思議なハルカ。

でも、俺の隣にいるハルカは偽物でもない。

ちゃんと、高島晴華。

俺の…

彼女。