とりあえず向かった先は、ハルカの家。 まだ、8時だし。 きっといるよ、ハルカのお母さん。 ピンポーン 「はぁい」 「あ、どうも。神田です」 「あーら、ヒロくん!」 出てきたのはハルカの2歳上のお姉さん、ハルナさん。 「え~っと、ハルナさん?」 「ん~?なに? てかさ、家入んなよ」 「あ、お邪魔します」 ハルナさんに着いて歩く。 向かった先は、階段を登ってすぐにある 『晴華の部屋』と看板をデッコデコにした、ハルカの部屋。