ハルカが危険な状態で。
じっとしてる間もなかった。
病院に着いたら。
ハルカの手術はもう、終わっていて。
ハルカは、眠ってた。
一応、ベチャベチャなジャージから制服に着替えて。
靴も、濡れてたからバッシュにした。
いくら待っても…
ハルカの意識はない。
『ピーっ』
病室内に響く、機械音。
ハルカのお母さんは、延命を望まなかった…
あの時の俺は。
我武者羅にハルカって叫びながら泣いて。
ハルカに縋ってた。
そんな、ハルカが。
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