「ハルカは死んだぞ?」


「あたし、死んでないけど・・・?」



イヤ、逝ったよ…


最期の一言、「大好きだよ」って俺に言って!



「じゃあ、最期の大好きだよは?」


「は?何言ってんの、ヒロ~」



ん?


あれは夢か?



「絶対言って欲しくて夢見たんだよっ」



俺、そんなにハルカに不満持ってませんでしたよ?


気がついたら、部屋を飛び出してた。


ハルカと居たくない、とかじゃなくて。


ホントに、夢であって欲しかったから。