次の日から、手繋いで登校ってゆーのもどうかと思うけど。
まぁ、ハルカの頼みだったから。
それから、俺とハルカであらゆるイベントは過ごした。
祭りとか、クリスマスとか、大晦日とか、誕生日とか。
俺も、ハルカも、記念日とか気にしない性格だから。
「ヒロくんっ!もう、帰ったほうがいいんじゃない?」
あ、9時だ。
「あっ、はい。長居してすいませんでしたー。お邪魔しました」
「はぁーい、またくるんだおー、ヒロくん」
もう、完璧酔ってるな、ハルナさん。
そういえば…
俺、ハルナさんと連絡先交換してたっけ。
アドレス帳の『は』行を探す。
きっとこれだろ?
『晴七』
さん、つけたほうがよろしい?
んー。
めんどいなっ。
ってことで、放置。


