「でも、あたしはヒロを信じてるから! ヒロ、行こう!」 ハルカに腕を引っ張られて、走る。 「ハルカ、ありがと。」 「ううん。あの人、一人できてたのかな?」 確かに、一人だった。 あいつが、こんなとこに一人で来るキャラじゃないだろ? 「さっきの元カノの話、ホント?」 「ホント。でも、もう違うから。」 「そっか。じゃあ、信じていいんだよね?」 「うん。」 そして、4度目のジェットコースター……