最高な恋をして☆ →一緒にいられる時間←




「あ、待って。」


うわっ。

自己紹介してって言っといて、待って?


最初から印象最悪。タイプ男!!

タイプ男が、あたしの隣へ進む。

その先は…

かっこいい人…。

そっか。一緒に行くくらいだもんね。仲いいんだ!


そして、タイプ男がかっこいい人を連れて、元の位置に戻る。

かっこいい人との距離が…

近いよ……


「ちょっと、こっち側来てくんね?」


李華…、律儀に移動してるよ!!

あたしの目の前に立ってるよ!!


「ホラ、ヒロ。 自己紹介っ!!」


ププッ。

怒られてる幼稚園児みたい。


「笑われてんぞ」


「あ、別にへんだから笑ったんじゃなくて…」


「神田弘。よろしく。」


少し、顔が赤くなった気がした。ヒロくんの。

かんだ、か。かみだじゃないんだ!!