「ほんと。」

幽霊も笑うのだ。

「よかったら、

 一緒に練習とか演奏とか、

 してください。

 スペース作っときますから。」

「え?」

「みんなには見えないけど、

 なんか、私には普通に見えますから。」

なんか、

死にてえの気持ちが吹っ飛んだ。

すごい!!

幽霊・・・

いやいや、

咲子さん。

これからよろしく。