彼氏の母親はもううんざりしていた。

「いい加減にしなさい。帰りなさい。あんたみたいな病気持った子、

うちの子と関わってほしくない。別れて下さい。早く出てきなさい。」

彼氏の母親にこう言われたと、

私のとこに有紗から電話が入った。

「そんなこと言われたのなら、悲しいでしょ・・・家に帰りなさい。」

私は優しく有紗に言った。

それでも、有紗はこう言った。

「全然、もう気にしてない。慣れた・・・」