「トントン、有紗、夢野です。」

「あ~どうぞ。」

「有紗、大丈夫?気持ち落ち着いた?」

「よくわからない・・・」

「有紗、無事でよかったけど、もうすぐ産まれてくるんだよ。

母親になるんだよ。彼氏がいなくても有紗1人で頑張らないと・・・

胎動を感じて、嬉しそうにずっとしてたでしょ?」


「・・・うん・・・」