その日は、曇り、今にも雨が降り出しそうだった。

「気を付けて帰るんだよ。」

「はーい。」有紗と私はこんな会話をかわした。

まさか、有紗が彼氏の家へ行くとも知らずに・・・・・


学校から彼氏の家までは電車で30分かからないくらいだった。

何もなければちょうどよい運動になる距離・・・・・