天使の涙


ふと右に目をやると窓ガラスがあった。

カフェ?

窓ガラスに写る、私の姿。

身長は低め。

少し茶色がかかった長い髪。

セーラー服を着た私。

名札はない。

私は誰?

中学生?

それとも高校生なのかな?

「ちょっと君。」