どれくらいの時間が経ったんだろう。 雨は激しくなっていた。 もうどうでもいい。 少し雨よけが出来そうな柱にもたれ掛かって座る。 合宿から早く帰ってきたのが予想外だったんだろうな。 俺。。。そんなに邪魔? 今までも男にだらしがない所とか、母親としていいかげんな所なんていっぱいあった。 でもやっぱりたった一人の母親だし弱い所もあるから守らなきゃって思ってたよ。 さっきの俺を見る冷ややかな目。 俺は今日の事を一生忘れないと思った。