俺が彼女を抱けない理由


次の日は朝から美術館や聖堂などをまわった後、買い物に出かけた。


「凛ちゃんにおみやげ買って帰ろうよ」


葵は本当に凛ちゃんの事を可愛がっている。

「凛ちゃんアタシも会いたいなぁ〜」

沙希も一緒に子供服を探す。



「沙希ちゃんも高井さんとの子供作っちゃえば?笑」


結衣ちゃんが沙希の顔をのぞき込む。


「そんな事したらアタシ今度こそ中田さんに埋められるよ。。」


「もう大丈夫だよね?高井さん??笑」



「俺ほんと頑張ったからなぁ〜」


「そうなの?」


「も〜結衣ちゃん、沙希に俺の頑張り教えてやって」



「そうだね。笑」


葵もその輪の中で笑っていた。


葵と付き合ってもう1年。。。


葵は何も聞いてこない。聞けないよな。。女の子の方からそんなこと。。

でももう少しだけ時間が欲しいんだ。。

ごめんな。。

この時にちゃんと理由を話しておけばよかった。

今心からそう思うよ。


夜は兄貴の知人がオーナーだというイタリア料理のお店に行った。


「あ〜ずっとイタリアに居たいよぉ!!」

おいしい料理を食べながら女3人でまた来ようと約束している。


「この後まだ行く所あるから。笑」


兄貴が自信満々にいう。
「どこ??」


「内緒だよね〜」


兄貴と沙希が嬉しそうに目を合わせる。


「え〜気になる」


「じゃあそろそろ行く?」


「うん!」



そういって俺たちは店をでた。