俺が彼女を抱けない理由



12月24日

葵と俺。そして結衣ちゃんと楓くん。空港であの二人をもう40分待っている。


「なぁ。。ここであってるよな?」

楓くんはすでにイライラしてる。





「みんな〜!!!」


「沙希だっ!」


向こうの方から走ってくる沙希に手を振る。


「遅くなってごめんね」

「沙希ちゃん元気してた?」


「うん!結衣ちゃんも元気?」


「うん。あれ高井さんは?」


「え〜っと。。」




沙希が後ろを振り向くと兄貴がフラフラになりながら走ってきてた。



「も〜高井さんが寝坊して」



「沙希が目覚まし止めるからだろ?」



「なんかもう夫婦みたいだね」



葵の言葉にみんなで笑う。

「なんかまたこの6人で会えるなんて思わなかったよ。。」


沙希は目に涙を溜めてこぼれるのを我慢してた。

沙希よかったな。。


「じゃあ行きますかっ」

「うん」


兄貴がホテルも手配してくれていた。


兄貴は本当にかっこいいよ。兄貴と沙希の後姿を見ながらそう思った。



「拓ちゃん?」


「拓ちゃ〜ん!!」


「あっ。。ごめん」


「ずっと呼んでるのにぃ〜」


葵が俺の腕を掴む。


「もぉ〜!!」