俺が彼女を抱けない理由



週末、葵とマナさん、そして嫌がる親父も座らせて連絡を待つ。


「なんかドキドキするね」


何時になっても兄貴からの連絡はなかった。


「ダメだったのかな。」

そんな葵の言葉と同時に俺の携帯が鳴る。


『ごめん。。。コメント撮りしてて』


『。。。。っで?』



『とったよ!』


『まじで?』


『おう』


兄貴が別に大したことのないような普通のトーンでいうから俺もなんだか喜びきれない。


『じゃあ』


みんなが俺の方をじっと見てる。



「拓ちゃん?」


「最優秀に選ばれたって。。。」



「すごい!!」


葵とマナさんは手をとって喜んでるのに親父は無反応。


ほんとは嬉しいくせに。。


「沙希に報告しなきゃ!!」


「待って。驚かせてやろう」


「どうやって?」