大晦日
街はどこかへ向かう人達で溢れている。
俺は1人三浦の所へ向かう。
とくに何を報告するわけでもない。
でも今年最後にそこへと足が向いた。
『もしもし?拓ちゃん仕事終わった?』
『終わったよ。今三浦の所に向かってる』
『そうなんだ。。アタシも誘ってくれたらいいのに〜』
『ごめん。今急に行きたくなって。。』
『じゃあしょうがないよね。。』
『初詣いこうな』
『。。。うん』
『じゃあ明日の朝葵の実家に迎えに行くから』
『分かったぁ』
三浦のお墓の近くの駐車場に車を停めた。
俺、手ぶらできちゃったな。
三浦の所まで近づくと女の人が見えた。
ゆっくり近づく。
俺の足音に気づいた女の人がこっちを向く。
沙希。。。
「えっ。。」
「拓〜!!笑」
「お前何やってんの?笑」
「何やってるって墓参り。」
そんなの見れば分かる
「アタシの実家から近いからよってみたんだ」
「あ〜そうなんだ」
「拓は?」
「あ〜なんとなく足が向いた」
「そうなんだぁ。三浦っち喜ぶね」
「お前兄貴との事お願いしてたとか?笑」
「なんで分かるの〜!!!」
そんな事だろうと思ったよ。
三浦もいろんな奴に願い事をされていい迷惑だな。。

